【香港の金融業界で働く】就職に役立つ資格証明書とは? Vol.1 概要&Licensing Examination for Securities & Future Intermediaries

 

1. Licensing Examination for Securities & Future Intermediaries

 

これだけは「資格」であるとともに「証明書」でもあります。そのため、「資格証明書」として書いていきます。日本でいう証券外務員資格に該当します。証券外務員資格同様、金融商品を扱うフロント業務を行うのに必要となる資格証明書のことです。

 

この資格証明書がなぜ必要なのかについては、まず香港で金融商品を扱うにあたり必要となるライセンスを理解する必要があります。

 

SFC発行ライセンス

 

日本でいうところの証券取引等監視委員会は、香港ではSecurities and Futures Commission(證券及期貨事務監察委員会)、通称SFCです。SFCは香港で金融商品を扱うにあたり必要なライセンスをRegulated ActivitiesとしてType1からType10までに分類しています。なおRegulated Activitiesは一つだけとは限らず、一つの会社に複数付与される場合もあります。

 

  • Type 1 Dealing in securities
  • Type 2 Dealing in futures contracts
  • Type 3 Leveraged foreign exchange trading
  • Type 4 Advising on securities
  • Type 5 Advising on futures contracts
  • Type 6 Advising on corporate finance
  • Type 7 Providing automated trading services
  • Type 8 Securities margin financing
  • Type 9 Asset management
  • Type 10 Providing credit rating services

 

上記ライセンスを保有している会社でフロント業務を行う場合には、働く社員個人も必要なライセンス保有しておく必要があります。HKMAに登録されている銀行など、例外規定も存在しますが細かくなりますので省略します。詳細は下記ページ「Do you need a license or registration?」を確認してください。

SFC > Do you need a licence or registration?

 

 

個人に必要なライセンス

 

個人に付与される形態としては以下の2つがあります。

  • Representative
  • Responsible Officer

簡単に言ってしまうと、単語の意味からもわかるとおり、Responsible Officerのほうが責任能力の高い人に与えられるライセンスです。この2つの違いの詳細については以下のページをご参照ください。

SFC > Types of intermediary and licensed individual

 

 

Representativeに必要な条件

 

多くの日本人にとって与えられる形態は上のRepresentativeになるかとおもいます。Representativeになるには、以下の条件が定義されています。

 

 

SFC > Test of competence – Licensed Responsible Officer

 

上の表は、Option1からOption3のいずれかを満たせば良い、と読みます。つまり、一番下のLocal Regulatory Framework Papersはどれも必須ですが、もしAcademic/Industry Classificationで条件にみたされていれば、Recognised Industry Qualificationsは必要ない、ということになります。では、そのLocal Regulatory FrameworkとRecognised Industry Classificationとは何かというと、これは資格証明書のことをさしています。

 

 

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