学生ではない、社会人・大人の方が中国語短期留学をしてみたいと思った時に、やはり一番気になるのはどのぐらいの期間で行くことができるのか、という点だと思います。一番参加しやすいのは、夏休み・GWなど大型連休と有休を組み合わせなどで気軽に行ける、1週間~2週間だと思います。また、サバティカル休暇・ステップ休暇などを利用できる場合、1か月以上のお休みを取れる方もいらっしゃいます。
今回は社会人・大人向け『中国語 短期留学』の期間別の留学スタイルと注意点についてご紹介します。
1週間から行ける短期留学
1週間の中国語 留学の場合は、語学学校への留学スタイルとなります。
語学学校
<特徴>
- いつでも自分が行きたいタイミングで参加可能
- マンツーマンレッスンとなるため、集中的にスピーキング&発音訓練ができる
- 1日のレッスン数も自分のスタイルに合わせて決めることが可能(集中的に8時間レッスン、午前中のみなど)
また、一般旅券を保持する日本国民が中国滞在が15日以内の場合はビザの取得が不要です。ビザの申請手続きをしないで、気楽に行けるのも1週間~2週間以内の短期留学のメリットです。
2週間~4週間以内の短期留学
2週間~4週間の中国語 留学の場合は、語学学校または夏休み期間に各大学付属の語学教育機関が提供する中国語短期集中プログラムへの参加が可能です。
語学学校
語学学校の場合は、前述の1週間の場合と特徴は同じです。ただし、滞在期間が15日を超える場合はビザの取得が必要になる点に注意が必要です。
大学付属の語学教育機関の中国語短期集中プログラム(夏季休暇)
<特徴>
- 短期で「大学」に留学できる体験ができる
- グループレッスンのため、語学学校と比較すると授業料が安い
- 学内の寮に入れる(全学校ではない。数に限りがあるため、必ず入れるとは限らない)
多くの学校の中国語短期集中プログラムは、夏休み期間の4週間(もしくは3週間)で期間が設定されているため、2週間で参加可能な学校は数が非常に少ないです。また、日程もあらかじめ決まっているため、それに合わせる形で参加する必要があります。
4週間~12週間(約4カ月)の短期留学
4週間以上の留学期間が取れる場合は、大学付属語学学校が提供する中国語プログラムへの参加が可能です。
大学付属の語学教育機関の中国語プログラム
大学付属の語学教育機関の中国語プログラムは、前述の2週間~4週間以内の短期集中プログラムと特徴は同じです。
多くの学校は1学期(約4カ月間)のプログラムがメインとなります。中には4週間、5週間のプログラム設定がある学校もあります。こちらも年間スケジュールは学校ごとに決まっており、通常は春学期(3月~6月)、秋学期(9月~1月)※の1学期単位での参加となります。
※春節のタイミングにより毎年スケジュールは前後します。また各学校で開始・終了時期は異なります。
このような1学期単位の中国語プログラムに参加する場合は、短期留学ビザ(X2ビザ:180日以内 中国国内への滞在が可能)を取得する必要があります。学校からの入学許可書、他必要書類を準備して、渡航前に余裕を持ったスケジュールでビザの申請を行いましょう。
中国語の語学留学は1週間からでも行ける留学方法があります。まずは1週間~2週間の語学学校への短期留学から試してみて、次はもう少し長めに時間を取り、大学のプログラムに参加するのも良いですね。