【MBA在校生レポート】香港科技大学(HKUST) MBA生活:学生寮編

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MBAランキングで長年上位を位置する香港科技大学(HKUST)MBA。その魅力の一つはダイバーシティ溢れるクラスメイト達との強固なリレーション。そのリレーション形成の土台となる寮生活について、在校生である菊井毅さん(Class of 2021/Intake2019)にレポートして頂きました。

目次

プロフィール

プロフィール_HKUST_菊井

菊井 毅 (きくいたけし)

香港科技大学(HKUST) MBA Intake2019。慶應義塾大学経済学部卒。新卒で外資ヘルスケアメーカーに入社後、日系戦略ファームに転職。インフラ・メーカー等のクライアントに対する経営支援に従事。HKUST MBA Japan Club CIO。Linkedin

香港科技大学(HKUST) MBAの学生寮とは?

入寮者のプロファイル

香港科技大学(HKUST) MBAのIntake2019は約100名。そのうちの約70%は学校内にある8階建ての学生寮(通称:Tower C)に住んでいます。

こちらの寮は単身での入寮が想定されており、希望者は基本的に全員入寮することができます。ご家族同伴で香港に来る学生は学外でアパート等を借りて住むケースが多く見られます。

Tower C_HKUST_菊井
MBA生が住むTower C

学生寮の立地

香港はビジネス街としてのみならず、壮大な自然を誇る景観地としても有名です。HKUSTは新界エリアのClear Water Bayという地域に位置し、綺麗な海と山のどちらも羨望できる最高のロケーションを誇り、特にTower Cからはオーシャンビューもマウンテンビューも一望することが可能となっています。結果として、他のアシアMBAキャンパスと比較しても特に恵まれた住環境で学生生活が整備されていると言えます。

Ocean View_HKUST_菊井
Tower Cから見られるオーシャンビュー

学生寮の間取り・部屋割り

4名が入寮できる4LDKの部屋が各フロアに6部屋ずつという構成で、6階は女性学生、7-8階は男性学生に充てられています。日本人Intake2019は6-8階の各階に1名ずつ住んでいます。

個室が割り当てられているためプライベートはしっかりと確保されており、作業に集中したいときはいつでも一人になることができます。また、各フロア・各部屋には机や冷蔵庫、洗濯機などが備え付けられ、入寮初日から問題なく生活することが可能です。もちろんWi-Fiを始めとするインフラも完璧に整備されています。

肝心の部屋割りですが、基本的にダイバーシティを考慮しつつ学校側からランダムに決められます。私の場合、8階のオーシャンビューの部屋に割り当てられ、7月28日現在はインド人のルームメイトと住んでいます。8月1日にMBA生全員揃ってのオリエンテーションがあるのですが、それまでに更に2名のルームメイトが入寮する予定です。

学生寮内部の写真(Intake2019の日本人学生とそのルームメイト)

学生寮入寮に係る金額

HKUSTの学生寮は8万円/月程度の料金で入寮することができます。8万円/月が高いどうかは個々人の判断によるかと思いますが、私としてはリーズナブルだと考えています。というのも、そもそも香港における賃貸相場は東京以上と言われており、8万円では香港の中心地に住むのは中々難しいです。

また、電気・ガス・水道・通信環境・基本的な備品などの追加料金が一切かからず、学内の施設には5分で行くことができ、加えて素晴らしい羨望を誇るマンションの上層階に入れると考えたら、逆に安すぎるくらいかと思います。

寮生活の魅力

学外に住むことと比較した寮生活の利点

HKUSTに限らず、MBA生の住居はOn-CampusとOff-Campusの2つのケースが考えられます。私がOn-Campusをお勧めしたい理由は例えば以下の通りです

  • 便利
    • MBA生が使うメインビルディング(通称:LSK)や学内の学食、ジムや体育館、スーパーマーケットへどれも5分ほどで向かうことができ、移動を最小限にできます。
  • 割安
    • 上記”学生寮入寮に係る金額”でご紹介した通り、学外に住むよりコストメリットは大きいと考えています。
  • クラスメイトとのリレーション構築
    • 今回の記事で最も強調したいのがこちらです。次項で詳しくご紹介致します。

寮生活を通じて得られるリレーションとは?

この記事を書いている7/29現在、香港科技大学(HKUST)の寮に入寮して一週間ほどですが、この一週間だけでも色々な出来ことがありました。

  • ダウンタウン及びキャンパス周辺での食事会複数回
  • 寮に併設されたアウトドアスペースでの飲み会兼ダンス大会
    (日本人の三人はAKB48“恋するフォーチュンクッキー”を踊りました笑)
  • インド映画鑑賞
  • 日本居酒屋での同級生の誕生日パーティ
  • バドミントンやスカッシュなどによるレクリエーション
  • 香港観光(日本で報道されているほど危険ではないです!)

等々…

もちろん、朝昼夜ご飯を一緒に食べたり、香港ID(外国人が作る身分証明書)の申請や活必需品の買い物など、寮生活は同級生との交流の場を“自然に“かつ”大量に“設けてくれます。

食事会_HKUST_菊井
入寮翌日に香港・セントラルで開かれた食事会

現在はプレスクールの段階なのでエンタメ性が強いイベントが中心ですが、秋以降は徐々に同級生もキャリアを意識した動きに移っていき、この寮で培われたお互いの理解・信頼を基に全員一丸となってキャリア設計を志向していきます。結果として、HKUSTの一年間では数々のコミュニケーションを通じ”文化・考え方の相互理解”と”互助的なキャリア形成”が重層的に育まれ、最終的にはHKUSTが誇る強化なネットワークが形成されることになっていきます。

皆様もこの寮生活を通じ、是非HKUST MBAという最高の環境に飛び込んでみてはどうでしょうか?長い文章となりましたが、学生寮の魅力が少しでも伝われば頂ければ幸いです。今後とも香港科技大学(HKUST)の魅力を様々な角度からお伝えして参ります!乞うご期待下さい!

キャンパスビジットなどのお問合せ

HKUSTのキャンパスビジットでは学生寮内部の見学も大歓迎です。Intake2019には女性の入寮者もおりますので、性別問わずお気軽にご要望下さい。またその他ご質問等ありましたら、以下のお問い合わせ先までお気軽にご連絡下さい。

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