今回は北京・上海、各大学の語学教育機関が提供する、2~4週間の中国語短期集中プログラムをご紹介します。
民間の語学スクールではなく、大学の語学教育機関が提供するプログラムは学期単位(4カ月)のプログラムがメインです。そのため、社会人にとっては中国語学習目的でプチ留学というのは期間的にハードルが高くなってしまいます。
しかし、夏は各大学の語学教育機関でも短期プログラム(2、3、4、6、8週間など)を開催しているため、こちらに参加することで名門大学に短期留学できるんです。コースも、中国語クラスの他に、ビジネス中国語、HSK強化コースなど様々、授業時間数も強化クラスを選ぶことで、より集中的に学べるコースもあります。
本記事では、社会人でも休みが取りやすいと思われる2週間~4週間のプログラムに絞りご紹介します。まずは、社会人が大学の短期中国語プログラムに参加する、メリット・デメリットを見てみましょう。
社会人視点でのメリット・デメリット
メリット
- 短期で「大学」に留学できる体験ができる
- 語学スクールと比較するとコストが安い
- 学内の寮に入れる(全学校ではない。数に限りがあるため、必ず入れるとは限らない)
- 将来長期留学(半年、1年以上)を検討している場合のお試し留学として活用することもできる
デメリット
- 短くて3週間以上の長期休みが取れないと参加が難しい
- 社会人も受講可能なプログラムではあるが、クラスメートの多くは年齢層が低い可能性が高い
- 期間が決まっているため、語学スクールのように自分で自由に期間が決められる自由度はない
これを踏まえて、各学校のプログラムを見ていきましょう。
大学の中国語短期集中プログラム(北京)
北京語言大学
※: 入学金別途
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北京大学
※: 登録料別途
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清華大学
※: 登録料、Study Tour費(任意参加)別途、※2: 授業料はUSD表記
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対外経済貿易大学
※: 登録料、教材費別途、※2: 開始日以降も随時参加可能。授業料は240元/日
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北京師範大学
※: 登録料、Activity費別途
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大学の中国語短期集中プログラム(上海)
上海外国語大学
※登録料別途
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上海交通大学
※Intensive Chineseは7レベルにコース分け、Business Chineseは中級・上級コース
※登録料別途
※Optional coursesを午後に選択することも可能。内容は、中国書道、武術、太極拳、漢字、HSKテスト対策など。300元/回
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復旦大学
※文化体験活動費含む
※登録料、オプションTrip費別途
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上海大学
※授業料には60時間の授業、6時間のLanguage Practice、中国文化クラス(英語)8クラス分が含まれる
※登録料、アクティビティ費別途
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東華大学
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華東師範大学
※登録料、教材費、北京Field Trip費別途
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多くのプログラムは授業は午前中のみで終わります。授業がない時間は予習・復習にあてる以外にも、クラスメートとの交流、課外学習も兼ねて街に散策に出たり、名所を回ったりと、日本を離れ中国・現地で中国語を学ぶメリットは大きいです。
この夏、中国語スキルアップに短期留学を検討してみてはいかがでしょうか?プログラム詳細については、各学校までお問合せください。