シリーズ連載「【アジアMBA卒業生&在校生が選ぶ!】MBAで役立った本&参考書」の2回目は、戦略、組織マネジメント、マーケティング、留学準備関連をご紹介します。
戦略
・戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (三枝匡)
戦略的思考を行う上での大切な視点が分かりやすく書かれている。小説感覚でサクサク読めてしまうのも魅力。
(University of Iowa HK program、2018)
・ビジネスモデルの教科書: 経営戦略を見る目と考える力を養う(今枝 昌宏)
ビジネスモデルのカタログ的な役割で使える。ビジネスモデルの紹介プレゼン等に最適。
(University of Iowa HK program、2018)
組織マネジメント
・Organizational Behavior (Stephen P. Robbins, Timothy A. Judge)
在学中はコアコーステキストを使うことが中心でしたので参考書はあまり使いませんでしたが、この一冊はほぼ全部読みました。理由は純粋に内容が面白く、組織のマネジメントというテーマについてクラシックな理論を現代のケースにあてはめて考えられる内容になっています。
(CEIBS、2016年入学)
マーケティング
在学中の参考書として使用しました。(CEIBS、2018年入学)
・MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術(くらた まなぶ)
マーケティング戦略を考えるにあたってのアイデアの出し方のヒントになる。絶版品なのが玉にキズ。
(University of Iowa HK program、2018)
留学準備
MBAに関係ある書籍ではありませんが、海外での生活をイメージしやすく、受験のモチベーションを維持させるために読んでいました。海外経験がなかったり、まだビジネスの経験が少ない20代の方が、本書から得られるものは大きいと思います。
(香港中文大学(CUHK)、2017年入学)
・アジアでMBA(梶並千春、チャイナMBAマネジメント協会 、アジアMBA卒業生執筆チーム )
入学後の学校生活が具体的にイメージできる貴重な情報源になりました。
(シンガポール国立大学(NUS)、2018年入学)
受験モチベーションを上げるために、本当に何度も読んでいました。
(香港中文大学(CUHK)、2017年入学)
変化の早いこの時代に、卒業後自分のバリューをどう発揮するかについての指針が得られた本。留学中の過ごし方に影響を与えました。
(シンガポール国立大学(NUS)、2018年入学)
<その他コメント>
・日本の観光名所やサブカルチャーに関する本を全般的に読んでおけばよかったと思います。海外の方は、日本への旅行や文化に興味津々で、どこの温泉がいいかなどとても詳しいです。お勧めの観光スポットやアニメなどを聞かれることが多かったので、しっかりインプットしておけばよかったなと思います。(シンガポール経営大学(SMU)、2016年入学)
<調査概要>
調査対象:アジア(シンガポール・香港・中国大陸など)MBA卒業生&在校生
調査期間:2019/6/10-2019/6/30
調査方法:Webアンケート
MBA入学前、そして在学中に携える一冊として是非参考にしてみてください。
<シリーズ記事>【アジアMBA卒業生&在校生が選ぶ!】MBAで役立った本&参考書