【アジアMBA卒業生&在校生が選ぶ!】MBAで役立った本&参考書 Vol.1 財務&経済

 

9月からのプログラム開始に向け、新入生が渡航するシーズンとなりました。これから始まる海外での留学生活に向けて、できる限りの準備を日本で整えてから飛び立ちたいと思う方も多いと思います。

今回は「【アジアMBA卒業生&在校生が選ぶ!】MBAで役立った本&参考書」を2連載でお送りします。これからMBA生活が始まる新入生の方、是非参考にしてみてください。

 

財務関連

 

<入学前>

FINANCIAL ACCOUNTING   (Robert Libby, Patricia A. Libby, Daniel G. Short)

MBAのコースは全般的に会計が絡んでくる要素が多く、入学前に基礎だけ勉強しておくと入学後楽。逆に他の科目は基礎知識ゼロでも入り易いので特に特別な準備は不要に思える。マストではないが非金融バックグランドの場合、入学前準備としてはROI高い。どの本でも良いと思いますが、この本を使いました。基礎から上級まで学べる一冊。

(CEIBS、2016年入学)

 

Learn to Earn  (Peter Lynch)

 

株価の話を理解する英語に慣れるのに便利です。

(香港大学(HKU)、2017年入学)

 

 

 

 

The Economist

定番の読み物。入学すると全世界からの留学生達と様々な議論を行うことになるのですが、日本は勿論、やはり世界の経済事情がある程度分かっていることはBusiness Personとしての嗜み。入学すると分かるが、外国人学生と話すと経済の話題になることが多い。

(CEIBS、2016年入学)

 

スッキリわかる日商簿記3級、2級

 

<入学後>

世界のエリートがやっている 会計の新しい教科書  (吉成 英紀)

 

会計の書籍は分かりにくいものが多いように思いますが、本書は非常に読みやすく、ざっくりイメージをつかむのに役立ちました。

(香港中文大学(CUHK)、2017年入学)

 

 

 

MBAバリュエーション  (森生 明)

 

MBAのコア科目の一つであるコーポレート・ファイナンスに関して、核となる考え方が理解できました。

(シンガポール国立大学(NUS)、2018年入学)

 

 

 

. Horngren’s Accounting

分厚過ぎて実用的でないが詳しくて役立った(香港大学(HKU)、2017年入学)

 

道具としてのファイナンス  (石野雄一)

 

 

 

 

 

 

<その他コメント>

・取り敢えずどこか米国のAnnual Financial Statementを一通り英語で読んでおく。(香港大学(HKU)、2017年入学)

・グロービスのファイナンスの本などは役に立ちました。苦手な分野に関しては、母国語の書籍を読んで概要をつかんでおくことで、授業の話になんとかついていけるようにはなると思います。(シンガポール国立大学(NUS)、2018年入学)

 

 

経済関連

 

「ファスト&スロー」あなたの意志はどのように決まるか?  (ダニエル・カーネマン)

 

行動経済学・行動心理学の基礎知識習得に最適。

(University of Iowa HK program、2018)

 

 

 

 

完全独習 統計学入門  (小島寛之)

 

 

 

 

 

 

 

<調査概要>
調査対象:アジア(シンガポール・香港・中国大陸など)MBA卒業生&在校生
調査期間:2019/6/10-2019/6/30
調査方法:Webアンケート

 

MBA入学前、そして在学中に携える一冊として是非参考にしてみてください。

 

<シリーズ記事>【アジアMBA卒業生&在校生が選ぶ!】MBAで役立った本&参考書

Vol.2 戦略、組織マネジメント、マーケティング&留学準備

 

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